21日の東京株式市場見通し=もみ合い商状となりそう

国内市況

株式

2020/2/21 7:47

 予想レンジ:2万3300円-2万3600円(20日終値2万3479円15銭)

 21日の東京株式は、もみ合い商状となりそうだ。きのう20日の日経平均株価は、一時400円を超える上昇をみせる場面もみられたが、78円まで上げ幅を縮小して取引を終了。手掛かり材料難や戻り待ちの売りに押される格好で、上値の重さが意識された。新型肺炎の感染が広がる日本経済への悪影響を警戒する動きも想定され、積極的な売買は期待しづらい。一方、為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半(20日終値は111円68-69銭)、ユーロ・円が1ユーロ=120円台の後半(同120円50-54銭)と円安方向にあり、円安が下値を支える格好となる場面もありそう。20日のADR(米国預託証券)は円換算値で、富士フイルム<4901.T>、日電産<6594.T>、アドバンテス<6857.T>などが、20日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比15円高の2万3525円だった。(高橋克己)

21日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:30 1月消費者物価

・13:00 1月食品スーパー売上高

・13:30 12月全産業活動指数

・14:30 1月百貨店売上高

【海外】(時間は日本時間)

・23:45 米2月製造業PMI

・24:00 米1月中古住宅販売

・イラン議会選挙

・インド市場休場

・決算発表=ディア

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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