日立造、兵庫県から海底設置型フラップゲート式水門の製作・据え付け工事を受注

株式

2020/3/16 7:34

 日立造船<7004.T>は12日、兵庫県から南あわじ市福良港に設置される海底設置型フラップゲート式水門の製作・据え付け工事を受注したと発表した。

 受注した工事の受注金額は23億円。福良港内にある煙島と洲崎防波堤の開口部を津波発生時に閉鎖するための水門設置工事で、水門形式としては海底設置型フラップゲート式水門が採用された。兵庫県では、福良港での整備を進めるにあたり、水門閉鎖操作の自動化により、短時間での確実な閉鎖や操作員の安全を確保することも対策としているが、海底設置型フラップゲート式水門の採用に当たっては、同設備の特長が高く評価されたという。

 フラップゲート式水門とは、普段は海底に倒伏した状態で函体に格納されており、津波発生時には扉体先端に取り付けられた係留フックを解除することで、短時間で自動的に水面まで浮上する。

 13日の終値は、前日比23円安の306円。

提供:モーニングスター社

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