17日の東京株式市場見通し=続落後、下値模索の展開か

国内市況

株式

2020/3/17 7:48

 予想レンジ:1万6000円-1万6600円(16日終値1万7002円04銭)

 17日の東京株式は続落後も、下値模索の展開か。足元で弱い動きが継続するなか、現地16日の欧米株式が大幅に下落した動きを受け、売り先行のスタートとなろう。先行き不透明感が強いなか、手控えムードが続くとみられ、軟調な動きとなりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(16日終値は106円59-61銭)、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の前半(同119円13-17銭)と円高方向に振れている。為替相場の変動も大きいことから、神経質な展開を強いられそうだ。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬<4502.T>、日電産<6594.T>、三菱UFJ<8306.T>などを中心に、16日の東京終値に比べ全面安。16日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比620円安の1万6220円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:00 2月首都圏新規マンション販売

・IPO(新規上場)=ドラフト<5070.T>(マザーズ)、リビングプラットフォーム(LPF)<7091.T>(マザーズ)、ミアヘルサ<7688.T>(ジャスダック)

【海外】(時間は日本時間)

・19:00 独3月ZEW景況感指数

・21:30 米2月小売売上高

・22:15 米2月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米3月NAHB住宅市場指数

・FOMC(18日まで)

・米大統領選挙予備選(フロリダ州、イリノイ州、オハイオ州)

・決算発表=フェデックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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