6日の東京株式市場見通し=弱い動きが続きそう

国内市況

株式

2020/4/6 7:47

 予想レンジ:1万7400円-1万7900円(3日終値1万7820円19銭)

 6日の東京株式は、弱い動きが続きそうだ。東京都で新型コロナウイルスの新たな感染者数が2日連続で100人を超え、感染拡大への警戒感が高まるなか、模様眺めムードが広がりそうだ。流行のまん延を防ぐため、外出自粛や商業施設の使用停止などが指示できる、改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令も想定され、リスク回避姿勢が強まる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の半ば(前週末3日終値は108円21-24銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=117円台の前半(同116円77-81銭)と円安方向に振れている。前週3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、コマツ<6301.T>、パナソニック<6752.T>、ファナック<6954.T>などが、前週末3日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日大阪取引所終値比5円安の1万7675円だった。(高橋克己)

6日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・11:00 3月車名別新車販売、通称名別軽自動車販売

・14:00 3月消費動向調査

・決算発表=ニトリHD<9843.T>

・IPO(新規上場)=松屋アールアンドディ(松屋R&D)<7317.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・中国、タイ、インド市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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