ツガミが急騰、株式新聞が中国・全人代関連と紹介

株式

2020/5/19 9:38

 ツガミ<6101.T>が急騰して前日比5.8%高の1001円を付けた。株式新聞は19日付1面で、22日から始まる中国の全国人民代表大会(全人代、日本の国会に相当)を先取りする注目銘柄として取り上げた。

 全人代は新型コロナウイルスの影響で3月の開催が延期されていた。景気の浮揚策に加え、経済成長の数値目標の設定有無などが注目される。工作機械のツガミは中国に主力工場を構え、価格競争力で現地や台湾メーカーに負けない小型自動旋盤などの精密工作機械を展開している。足元の受注高は前年比マイナスで推移しているものの、同業他社や業界統計の工作機械受注と比べると減少幅は小さく、地力の強さを発揮していると同紙は指摘した。

 このほか、インフラ投資に絡む建機向けフィルターのヤマシンフィルタ<6240.T>、穴株として衛生対策の強化で浮上する可能性があるアサヒ衛陶<5341.T>を紹介している。

提供:モーニングスター社

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