(再送)<米国株情報>TモバイルUSは反落、ソフバンGが持ち株売却を検討

株式

2020/5/20 10:25

 携帯電話サービス大手TモバイルUSの株価が19日、前日比3.23%安の98.60ドルと反落した。18日、大株主のソフトバンクグループ<9984.T>が保有株の一部を売却するもようと、複数のメディアが報じた。TモバイルUSの株価は18日に100ドル台を回復し、52週高値を更新しており、利益確定売りも出やすかった。

 TモバイルUSは独通信大手ドイツ・テレコム傘下のTモバイルUSとソフバンG傘下のスプリントが合併して5月1日に発足した。ドイツ・テレコムが4割を保有する筆頭株主で、ソフバンGは25%前後を保有しているが、ソフバンGはこのうち約200億ドル(約2兆1600億円)分の売却先について、モルガン・スタンレー<MS>やゴールドマン・サックス<GS>が幹事証券となって模索しているようだ。

 一部報道によればソフバンGはドイツ・テレコムとも協議しているという。ドイツ・テレコムは現値よりも低い水準で取得したい意向といい、交渉の先行きは不透明ながら、実現した場合はドイツ・テレコムの保有比率が5割を超える可能性がある。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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