カシオが4日ぶり反発、21年3月期見通しは未定も、中国事業は堅調

株式

2020/5/25 10:21

 カシオ計算機<6952.T>が4日ぶりに急反発した。前週末22日に発表した20年3月期の連結営業利益は減益となり、21年3月期見通しは未定としたものの、中国の時計事業の拡大継続見通しを示したことが安心感につながった。

 20年3月期の営業利益は291億円(前期比4%減)と、新型コロナウイルスの影響を受け減益となった。一方、中国でのコロナ収束後に開催された通販大手の販促イベント(天猫スーパーブランドデイ)において、売上が前回比63%増となった。女性ユーザーが急拡大した。中国事業の21年3月期上期の売上は前年同期比30%増を見込む。

 株価は前週末比12.4%高の1847円まで買われた。

提供:モーニングスター社

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