日経平均は66円程度高、米エヌビディアの好決算受け半導体関連株を中心に堅調=24日前場

 24日午前10時6分すぎの日経平均株価は、前日比66円程度高い3万2077円前後で推移する。午前9時22分には、同188円86銭高の3万2199円12銭を付けている。きのう23日の堅調な値動きや、現地23日の欧米株式が上昇したことを受け、買いが先行。米エヌビディアの好決算を受け、同社株が時間外取引で上昇したことから、東エレク<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>などの半導体関連株を中心に堅調な値動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、23日の大阪取引所清算値比25円高の3万1995円だった。

 業種別では、19業種が上昇、14業種が下落している。日鉄鉱<1515.T>、INPEX<1605.T>などの鉱業株や、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株が上昇。日立<6501.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も高い。オークマ<6103.T>、SMC<6273.T>などの機械株や、NTT<9432.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。東電力HD<9501.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株や、大林組<1802.T>、清水建設<1803.T>などの建設株もしっかり。一方、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が下落している。

 個別では、芝浦<6590.T>、さくら<3778.T>、イビデン<4062.T>、Appier<4180.T>、シンクロF<3963.T>などが上昇。半面、河西工<7256.T>、ノーリツ鋼<7744.T>、GMOGHD<3788.T>、ギフティ<4449.T>、ゲオHD<2681.T>などが下げている。

 東京外国為替市場は午前10時6分時点で、1ドル=144円台の後半(23日は145円38-40銭)、1ユーロ=157円台の前半(同157円26-30銭)で取引されている。

提供:ウエルスアドバイザー社

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