日経平均は901円高、約34年ぶりに3万7500円超え、売買代金は3兆円台に=13日前場

 13日前場の日経平均株価は、前週末比901円47銭高の3万7798円89銭と大幅に3日続伸。TOPIX(東証株価指数)は同47.40ポイント高の2605.28ポイントと反発した。朝方から買いが先行し堅調に推移。強い地合いのなか買い優勢の展開が続き、日経平均は午前11時29分に同905円09銭高の3万7802円51銭を付けている。取引時間中に3万7500円を超えるのは、90年2月19日以来、約34年ぶり。TOPIXの2600ポイントも34年ぶり。東証プライム市場の出来高は11億1393万株、売買代金は3兆1612億円。騰落銘柄数は値上がりが1210銘柄、値下がりは412銘柄で、値上がり銘柄数は7割を超えている。変わらずは32銘柄だった。

 業種別では、33業種のうち29業種が上昇、4業種が下落した。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、楽天グループ<4755.T>、リクルートH<6098.T>などのサービス株が上昇。ソニーG<6758.T>、キーエンス<6861.T>などの電気機器株や、ネクソン<3659.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も高い。三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>などの卸売株や、ワコールHD<3591.T>、東レ<3402.T>などの繊維株も堅調。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株もしっかり。一方、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株が安い。

 個別では、東京計器<7721.T>、Fエンジニア<7088.T>、三桜工<6584.T>、アリアケ<2815.T>、CKD<6407.T>などが上昇。半面、ワールドHD<2429.T>、DmMiX<7354.T>、日揮HD<1963.T>、ヤマエGHD<7130.T>、PHCHD<6523.T>などが下落している。

提供:ウエルスアドバイザー社

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