全国保証が年初来高値、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は5350円に引き上げ

株式

2019/10/21 17:02

 全国保証<7164.T>が4日続伸、90円高の4430円まで買われ、7月5日につけた年初来高値4420円を更新した。東海東京調査センターでは18日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は5100円から5350円に引き上げている。

 バリュエーションはPERを採用し、20年3月期同証券予想の単体一株利益383.8円に対して、直近の東証一部全銘柄の予想平均PER13.9倍を適用し算出されている。住宅需要は底堅く推移が見込まれる中、提携金融機関の利用拡大や既存金融機関からの保証債務の譲受けが注目されるとコメントしている。同証券では単体営業利益について、20年3月期374億円(前期比9.3%増、会社側計画は351億円)、21年3月期405億円、22年3月期440億円と試算。21年3月期は、既存稼働率がさほど高くない一部の提携金融機関の本格稼働が期待できるほか、既存金融機関からの保証債務の譲受けが始まる可能性があることが勘案されている。

 21日の終値は前週末比50円高の4390円。

提供:モーニングスター社

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