<米国株情報>サウスウエスト航空とアメリカン航空が20年3月まで「737MAX」使用停止

株式

2019/11/11 10:36

 航空大手サウスウエスト航空<LUV>とアメリカン航空は8日、ボーイング<BA>の「737MAX」の使用停止期間を20年3月初旬まで延長したことを明らかにした。

 サウスウエスト航空は使用停止期間を20年3月6日(従来は同2月8日)まで、アメリカン航空は同3月4日(同1月16日)まで延長した。

 同業大手ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス<UAL>は現時点で同型機の使用停止期間を20年1月6日までとしている。

 今回の使用停止期間の延長で、サウスウエスト航空は1日約4000便のフライトのうち、平日だけで約175便が、アメリカン航空は1日約140便が運航休止となる見通し。

 サウスウエスト航空は10月7日、737MAXの使用停止により、年末までに3万便超が欠航し、旅客サービスも8%減少する見通しを示した上で、1-6月だけで、2億2500万ドル(1-9月期で4億3500万ドル)の経済損失を受けたとしている。これは同社の従業員(約5万9000人)の1人当たり損失額が3813ドルとなる計算だ。同航空のパイロット労組(SWAPA)は10月、ボーイングを相手取り、損害賠償訴訟を起こしており、最近では同航空の客室乗務員労組も同様の訴訟を起こす方向で検討している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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