大阪チタが急落し昨年来安値、通期の業績予想を下方修正

株式

2020/2/3 13:05

 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が急落。1月31日引け後の決算発表で、20年3月期の単体業績予想を下方修正したことが嫌気された様子。株価は前週末比166円安の1237円まで値を下げ、19年5月14日の昨年来安値1354円を更新している。

 20年3月期について、予想売上高を従来の403億円から383憶円(前期比12.3%減)に、営業利益を15億円から10億円(同56.7%減)にそれぞれ引き下げている。主力の「チタン事業」においてスポンジチタンの出荷時期が一部翌期にずれ込むことや、半導体需要の回復遅れにより四塩化チタン、高純度チタンの販売が予想を下回ることなどがその要因。20年3月期第3四半期累計(19年4-12月)は、売上高283億2800万円(前年同期比10.4%減)、営業利益8億3100万円(同48.7%減)だった。

 午後1時1分現在の株価は139円安の1264円。

提供:モーニングスター社

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