日経平均は293円程度安、新型肺炎患者の増加で経済への影響を警戒=17日寄り付き
17日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比293円程度安い2万3393円前後で推移する。午前9時15分には、同351円60銭安の2万3335円99銭を付けている。前週末14日の弱い地合いが継続し、売り優勢でスタート。その後も、新型肺炎患者の増加による経済への影響を警戒する動きが強まり、下げ幅を拡大した。前週末14日の米国株式市場は、NYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は反発し2日ぶりに史上最高値するなどまちまちの動きだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末14日の大阪取引所終値比95円安の2万3535円。
業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が下落。SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株や、アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株も安い。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、王子HD<3861.T>、日本紙<3863.T>などのパルプ紙株も軟調。JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も下げている。
個別では、日機装<6376.T>、ノムラシス<3940.T>、オーケストラ<6533.T>、Wismet<9260.T>、レッグス<4286.T>などが下落。半面、ニイタカ<4465.T>、ダイトウボウ<3202.T>、アセンテック<3565.T>、大幸薬品<4574.T>、オロ<3983.T>などが上昇している。
東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=109円台の後半(前週末14日終値は1ドル=109円78-79銭)、1ユーロ=118円台の後半(同119円00-04銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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