21日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、148円台で底堅い展開か

為替

2023/9/21 8:49

ドル・円予想レンジ:1ドル=147円00銭-149円00銭

 21日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=148円台で底堅い展開とみる。FOMC(米連邦公開市場委員会)は市場予想通り政策金利が据え置かれたが、年内に追加利上げを実施する可能性を示唆した。これを受けて米長期金利が上昇しており、東京時間も日米金利差拡大を見込んだドル買い・円売りが優勢となりそう。とはいえ、あす結果公表の日銀金融政策決定会合を控えるうえ、東京時間は介入への警戒感も高まりやすい。きょうはBOE(英中銀)の金融政策決定委員会(MPC)など複数の金融政策決定会合があるため、為替市場や債券市場は神経質になりやすく、売り買い一巡後は方向感の掴みにくい展開も予想される。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合

アジア:香港8月CPI(消費者物価指数)、インドネシア中銀が政策金利を発表

北米:米8月中古住宅販売件数、米4-6月期経常収支、米新規失業保険申請件数、米8月景気先行指標総合指数

欧州:ユーロ圏8月消費者信頼感指数、英中銀金融政策決定委員会(MPC)、スイス中銀、スウェーデン中銀、ノルウェー中銀が政策金利を発表

その他:トルコ中銀、南ア中銀が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:ウエルスアドバイザー社

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