東エレクが反発、東海東京調査センターは「アウトパフォーム」継続、目標株価は3万円に引き上げ

株式

2020/1/9 16:18

 東京エレクトロン<8035.T>が反発。東海東京調査センターでは8日付で、投資判断「アウトパフォーム」(強気)を継続、目標株価は2万5000円から3万円に引き上げている。

 同センターでは、5G(次世代高速通信)向け半導体投資の拡大や米国IT企業群GAFAの情報化投資の回復が前倒しされていることから、20年3月期以降の業績予想を修正している。過去3年の最高PERと21年3月期予想連結一株利益を前提に、目標株価を3万円に引き上げるとしている。5Gスマホの予想出荷台数は20年28億台と従来同証券予想の20億台から引き上げるとしており、スマホメーカーの会社側計画を積み上げると、4億台を超えることから、5nmおよび7nmの半導体生産能力不足が20年1-3月期から顕在化すると見られるとコメントしている。

 同センターでは連結営業利益について、20年3月期2350億円(前期比24.3%減、会社側計画は2250億円)、21年3月期2850億円、22年3月期3305億1100万円と試算している。

 午前11時14分時点の株価は前日比1195円高の2万4485円。

提供:モーニングスター社

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