<米国株情報>JCペニーの年末年始は7.5%減収―上場廃止への警戒再燃で株価急落

株式

2020/1/14 10:28

 百貨店チェーン大手ジェイ・シー・ペニー<JCP>は9日、年末年始(1月4日までの9週間)の売上高(既存店ベース)が前年比7.5%減だったと明らかにした。コスト削減のために閉鎖を決めた家具・生活用品の専門店舗の売上を除いた調整後の売上高は同5.3%減だった。

 20年1月期(19年2月-20年1月)の売上高予想は従来予想の前年比7-8%減と据え置いたが、10日の株価は前日比5.61%安の1.01ドルと急落。上場廃止への警戒感が再燃し、週明け13日の株価は16.27%安の0.8457ドルと暴落した。

 ニューヨーク証券取引所の上場規定では、終値で1ドル割れの株価水準が30日連続すれば上場廃止手続きを開始することになっている。同社は19年夏に1ドル割れが30日連続したため同年8月に同証取から上場廃止警告書を受け取ったが、その後の決算で業績改善の兆しが確認できたとの見方もあって終値で1ドル台を回復していた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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