ULSグループはジリ高基調、受注好ペースで高稼働

株式

2020/2/7 16:51

 ULSグループ<3798.T>は今20年3月期業績計画に上ブレ期待が大きい。今期は減収減益計画だが、上期は前年同期比2ケタ増収益で通過。週末に控える第3四半期(19年4-12月)決算発表も注目を集めそうだ。

 今期は連結売上高54億4000万円(前期比6.7%減)、営業利益9億1000万円(同21.3%減)を計画する。人員増などの影響を考慮して減益予想を示してきたが、建設、金融、製造、サービスなどの業種の既存顧客から受注が堅調で高稼働を継続している。堅調な受注による高稼働とプロジェクトの品質管理の徹底で収益力も高まっている。上期の実績は売上高28億2600万円(前年同期比11.4%増)、営業利益6億2700万円(同13.5%増)で、進ちょく率は68.9%に達している。

 株価はジリ高基調が継続。需要旺盛なITサービスを手掛けており、中期的にも業績面には安心感が強い。

 7日の終値は、前日比88円高の2894円。

提供:モーニングスター社

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