藤森工業が4日ぶり反発、20年3月期第1四半期は大幅な増益に

株式

2019/8/13 15:59

 藤森工業<7917.T>が4日ぶりに反発し、一時226円高の2941円を付けた。前週末9日引け後、20年3月期第1四半期(19年4-6月)の連結決算を発表。大幅な増益となり、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が286億500万円(前年同期比5.7%増)、営業利益が26億700万円(同27.1%増)だった。建築資材事業では、建材関連の販売が好調に推移し、ライフサイエンス事業では、日用品向包装材の拡販が寄与した。利益面では、材料単価の上昇、研究開発費・戦略費などの固定費の増加があったものの、各事業における売上増加効果、海外子会社の収支改善、生産効率の向上策などにより、大幅な増益となった。

 20年3月期業績予想は、売上高1175億円(前期比4.7%増)、営業利益92億円(同13.2%増)を据え置き。

 13日終値は、前週末比221円高の2936円。

提供:モーニングスター社

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