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＜新興国ｅｙｅ＞ブラジル中銀週報：１９年ＧＤＰ伸び率見通しを０．８３％増に上方修正

新興国

2019/8/20 10:50

　ブラジル中央銀行が１９日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した中銀の１９年実質ＧＤＰ（国内総生産）伸び率の見通しは前週予想の対前年比伸び率０．８１％増から０．８３％増に上方修正された。１カ月前の予想は０．８２％増だった。２０年の見通しも前週予想の２．１０％増から２．２０％増に上方修正された。１カ月前の予想は２．１０％増だった。

　ＩＰＣＡ（拡大消費者物価指数）で見た１９年のインフレ見通しは前週予想の３．７６％上昇から３．７１％上昇と改善方向に上方修正された。上方修正は２週連続、１カ月前の予想は３．７８％上昇だった。２０年の見通しは前週予想の３．９０％上昇に据え置かれた。据え置きは５週連続となった。

　１９年末時点の政策金利の見通しは前週予想の５．００％に据え置かれた。１カ月前の予想は５．５０％だった。２０年末時点の見通しも前週予想の５．５０％に据え置かれた。据え置きは３週連続、１カ月前の予想は５．７５％だった。また、９月１７－１８日の次回会合時点の見通しも５．５０％に据え置かれた。据え置きは２週連続、１カ月前の予想は６．００％だった。

　為替レートの見通しは、１９年末時点の見通しが１ドル＝３．７５レアルから３．７８レアルに引き上げられた。１カ月前の予想は３．７５レアルだった。２０年末時点の見通しも３．８０レアルから３．８１レアルに引き上げられた。１カ月前の予想は３．８０レアルだった。

＜関連銘柄＞

　ボベスパ<1325.T>、ｉＳエマジン<1582.T>、上場ＭＳエマ<1681.T>、

　ｉＳ新興国<1362.T>、上場ＥＭ債<1566.T>

提供：モーニングスター社

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