17日の東京株式市場見通し=弱含みの展開か

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株式

2019/9/17 7:47

 予想レンジ:2万1600円-2万2000円(13日終値2万1988円29銭)

 17日の東京株式は、弱含みの展開か。サウジアラビアの石油関連施設が攻撃を受けたことによる中東地域の地政学リスクへの警戒や、前週末13日まで日経平均株価は9連騰を演じていた反動もあり、売りが先行するとみられる。売り一巡後は、中東地域の先行き不透明感や、現地17日から18日にかけてFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催されることもあり、手控えムードが広がりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=108円台の前半(前週末13日の終値は107円95-96銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=118円台の後半(同119円75-79銭)と円高に振れている。16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、武田薬<4502.T>、ヤフー<4689.T>、ソフバンG<9984.T>などが、前週末13日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、13日の大阪取引所終値比55円安の2万1745円だった。(高橋克己)

17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・13:00 8月首都圏マンション販売

【海外】(時間は日本時間)

・18:00 独9月ZEW景況感指数

・22:15 米8月鉱工業生産・設備稼働率

・23:00 米9月NAHB住宅市場指数

・イスラエル総選挙(再選挙)

・FOMC(米連邦公開市場委員会、18日まで)

・国連総会(30日まで、NY)

・決算発表=アドビ、フェデックス

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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