日プロが急騰し年初来高値、第1四半期業績は順調に進ちょく、自社株買いも実施へ

株式

2019/10/1 13:33

 日本プロセス<9651.T>が急騰。9月30日引け後の決算発表で、20年5月期第1四半期(19年6-8月)の連結業績が順調な進ちょくを示し、自社株買いの実施も発表。好感買いに株価は前日比86円高の860円まで値を上げ、9月30日の年初来高値780円を更新している。

 20年5月期第1四半期は、売上高18億3600万円(前年同期比24.2%増)、営業利益1億7200万円(同40.3%増)。「自動車システム」が営業利益1億1800万円(同37.5%増)、「産業・公共システム」が営業利益1億700万円(同22.4%増)、「制御システム」が営業利益6900万円(同70.3%増)となって全体をけん引。連結営業利益の上期(6-11月)予想3億5000万円(同16.9%増)に対する進ちょく率は49.1%で、第2四半期(9-11月)の営業利益予想は計算上1億7700万円(同0.6%増)となり保守的な印象。

 自社株買いは、上限2億円、20万株(自己株式を除く発行済株式数の2.0%)で、取得期間は19年10月1日-19年12月30日を予定。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行、および株主への利益還元を図ることが目的。

 午後1時33分現在の株価は62円高の836円。

提供:モーニングスター社

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