バリューコマースが大幅安、SMBC日興証の目標株価引き下げ響く

株式

2019/10/3 16:46

 アフェリエイト(成果報酬型)広告のバリューコマース<2491.T>が急落し、1月末以来の安値を付けた。SMBC日興証券による目標株価の引き下げが嫌気された。

 同証券は3日付でバリューコマースの目標株価を従来の2950円から2000円に引き下げた。19年12月期上期の実績を受け長期の収益見通しを減額。ヤフーショッピング向け顧客情報管理ソフト「アールエイト」の成長鈍化を主因にしている。

 主要顧客のZホールディングス<4689.T>(ヤフーが社名変更)が新たに開業する新EC(Eコマース=電子商取引)サイト「ペイペイモール」における協業に関して同証券は、広告展開で貢献するのはまだ先になるとの見方を示している。投資判断は2段階の真ん中の「2」を継続した。

 3日の終値は前日比151円安の1498円。

提供:モーニングスター社

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