コジマが急落、20年8月期の減益転換予想を嫌気

株式

2019/10/10 10:08

 コジマ<7513.T>が急落し、40円安の435円まで売られている。9日引け後に19年8月期の単体決算と20年8月期の業績予想を発表、今期は減益転換を見込み、嫌気されている。

 20年8月期業績予想は、売上高で2900億円(前期比8.2%増)、営業利益で52億円(同19.1%減)を見込む。売上高では、エアコン、冷蔵庫、洗濯機やテレビ・レコーダーなどの好調な伸びを見込むほか、買取・購入後のサポートを充実した「サービスサポートカウンター」の設置や20年1月のWindows7サポート終了に伴い、パソコンや周辺機器などの伸長を見込む。加えて、新成長領域と位置付けているインターネット通販、法人営業、住設事業の強化拡大にも努める。一方、利益面では、将来の成長戦略を踏まえ、ビックカメラ<3048.T>への役務提供に対する対価の増加を織り込み、減益を予想する。

 19年8月期決算は、売上高が2681億2700万円(前期比8.8%増)、営業利益が64億2600万円(同51.3%増)だった。

提供:モーニングスター社

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