両毛システムが急落、上期は好調に推移するも材料出尽くし感

株式

2019/10/25 14:41

 両毛システムズ<9691.T>が反落。24日引け後の決算発表で、20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績は好調な推移を示したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は一時前日比132円高の1974円まで値を上げたが、利益確定売りに84円安の1758円まで押されている。

 20年3月期上期は、売上高80億1900万円(前年同期比27.4%増)、営業利益6億6600万円(同6.1倍)。「公共事業」は、ソフトウエア開発・システム販売分野における不採算案件の収束による経費削減、消費税増税前の駆け込み需要、および改元や法改正等システム改修等の貢献により、営業利益が3億4500万円(同6.2倍)へと増大。「社会・産業事業」も4つのサービス分野の全てが堅調に推移する中、営業利益は10億9300万円(同37.4%増)に伸長。連結営業利益は9月24日に上方修正した従来予想を6600万円超過し、通期予想の7億5000万円(前期比5.8%増)に対する進ちょく率は88.8%となっている。

 午後2時38分現在の株価は79円安の1763円。

提供:モーニングスター社

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