11月1日の債券市場見通し=買い先行も上値に重さが残る展開か

債券

2019/11/1 8:37

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)153.95円-154.25円、長期国債利回りマイナス0.175%-マイナス0.145%

 11月1日の債券市場は、続伸となった米債券市場の流れを引き継ぎ、買い先行でスタートしそうだ。

 もっとも、3連休を控えて持ち高調整の売り圧力が掛かりやすく、今晩に公表される米国経済指標(10月の雇用統計やISM製造業指数)を見極めの動きが強まりそうなためだ。

 一方、日銀の長期国債の買い入れオペでの減額は見込みにくく、需給面でのサポートとなりそうだ。

 市場では、「世界景気の不透明感が強い点では債券市場の買い支援材料となるが、年末ラリーに伴う金融相場の色彩が強まれば買いの持続性に疑念が生じそうだ」(国内証券)という。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ