東急建設が急落、通期業績予想を上方修正するも材料出尽くし感

株式

2019/11/7 14:44

 東急建設<1720.T>が急落。6日引け後の決算発表で、20年3月期の連結業績予想を上方修正したが、いったん材料出尽くしの動き。株価は前日比82円安の808円まで値を下げている。

 20年3月期について、予想売上高を従来の3150億円から3200億円(前期比3.5%減)に、営業利益を120億円から175億円(同20.4%減)にそれぞれ引き上げている。売上高は、完成工事高が想定よりも増加する見込みとなったことによるもの。利益面は、主に工事採算の向上に伴う完成工事総利益の増加が押し上げに働く見通し。20年3月期上期(19年4-9月)は、売上高1834億1500万円(前年同期比18.6%増)、営業利益163億2000万円(同49.8%増)と、企業収益の改善等を背景とした設備投資による民間建設投資、および公共投資の底堅い推移により、大幅増益を達成した。

 午後2時43分現在の株価は46円安の844円。

提供:モーニングスター社

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