8日の債券市場見通し=3日続落の展開か

債券

2019/11/8 8:31

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)152.70円-153.10円、長期国債利回りマイナス0.090%-マイナス0.050%

 8日の債券市場は3日続落の展開か。前日の米債券市場は大幅下落。米中貿易交渉が進展しているとの見方が広がり、米株高も重荷となった。

 国内市場でも、リスク選好の動きが想定され、円債には買いが入りにくい展開となりそうだ。

 市場では、「米中間の通商協議が金融市場の中心的な材料になっているなか、これまでメインシナリオとしては捉えられていなかった可能性のある関税撤廃は、株高・金利上昇の材料になりやすい」(銀行系証券)との見方。物価連動国債入札が実施されるが、入札が崩れるとの見方は少ない。

提供:モーニングスター社

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