11日の債券市場見通し=下げ渋る展開か

債券

2019/11/11 8:25

予想レンジ:債券先物中心限月(19年12月限)152.75円-153.05円、長期国債利回りマイナス0.075%-マイナス0.055%

 11日の債券市場は3日続落も、下げ渋る展開か。

 前週末の米債券市場は続落。米中協議の進展観測は根強く、相対的に安全資産とされる債券は売りが優勢になった。

 国内市場でも売り先行でスタートしそうだ。米金利の上昇(価格は下落)の動きは、国内債の売り圧力となる。

 軟調相場のもとで、日銀の長期国債買い入れオペで買い入れ減額は見込みにくく、金利先高(価格は下落)は弱そうだ。

 今晩の米債券市場は、ベテランズデーのため休場となることから、「海外勢の売りは限られ、押し目買いを誘いやすい」(銀行系証券)との指摘もあり、下値は限られそうだ。

提供:モーニングスター社

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