信用関連データ=売り残、買い残ともに増加に転じ、信用倍率は2.100倍に低下

国内市況

株式

2019/11/12 16:56

 8日申し込み現在の2市場信用取引残高は、売り残が前週比102億円増の9912億円、買い残が同93億円増の2兆812億円だった。売り残、買い残ともに増加に転じた。信用倍率は前週の2.112倍から2.100倍に低下した。

 この週(5-8日)の日経平均株価は8日終値が1日終値比541円高の2万3391円となった。4営業日すべてで上昇し、連日で年初来高値を更新した。特に3連休明け5日は前週末比401円高と大幅反発した。当日は、米中貿易交渉の進展期待の高まりを背景に米主要3株価指数がそろって最高値を更新。円安・ドル高も支援し、上げ幅は一時470円を超えた。6日以降は、2ケタ上昇が続いた。信用需給面では、新値追いのなか、目先調整をにらで売りポジションが増えた一方、先高期待で買いポジションも増加したとみられる。

 一方、12日現在の売買代金に占めるカラ売り(信用取引を含む)の割合を示すカラ売り比率は、39.8%(11日は41.4%)と低下した。10月31日に160営業日ぶりに40%を切ったが、その後は同水準を挟んで推移している。この日の日経平均株価は大幅反発し、2万3520円(前日比188円高)引けとなり、終値で昨年10月10日以来1年1カ月ぶりに2万3500円を回復した。11日のNYダウの最高値更新を受け、強含んで始まったが、香港情勢の不透明感もあって下げに転じる場面もあった。ただ、下値は限定的で、円安・ドル高歩調を支えに持ち直した。その後やや上値が重くなったが、後場に入り、株価指数先物買いに戻りを試し、上げ幅は一時210円を超えた。香港ハンセン指数が午後に切り返し、支えとして意識されたとの見方も出ていた。カラ売り比率はなお高めの水準であり、好地合いが続けば買い戻しを誘発しやすい状況に変わりはない。

提供:モーニングスター社

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