CKDが急騰し年初来高値、上期業績が計画を超過し通期予想を上方修正

株式

2019/11/13 14:41

 CKD<6407.T>が急騰。12日引け後の決算発表で、20年3月期上期(19年4-9月)の連結業績が計画を超過し、通期予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前日比186円高の1789円まで値を上げ、10月29日の年初来高値1645円を更新している。

 20年3月期上期は、売上高473億8200万円(前年同期比21.6%減)、営業利益11億3000万円(同62.0%減)。主力の「機器部門」は、想定通りに国内外ともに半導体設備投資の延期や自動化投資縮小の影響を受け、業績はほぼ予想通りだったが、「自動機械部門」において収益性改善が進んだこと、また自動包装システム用交換パーツの売上が増加したことなどにより、売上高で5億8200万円、営業利益で8億5000万円、それぞれ従来予想を上回った。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の965億円から995億円(前期比14.0%減)に、営業利益を9億3000万円から25億円(同54.0%減)にそれぞれ引き上げている。

 午後2時36分現在の株価は102円高の1705円。

提供:モーニングスター社

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