奥村組が急落、20年3月期連結業績予想の下方修正と期末配当予想の減額を嫌気

株式

2019/11/15 10:50

 奥村組<1833.T>が急落し、一時385円安の2805円を付けている。14日引け後、20年3月期連結業績予想の下方修正と、期末配当予想の減額を発表、嫌気された。

 20年3月期業績予想で、売上高を2230億円から2220億円(前期比0.5%増)に引き下げ、営業利益は111億円から79億円(同42.4%減)に減益幅が拡大。建築事業において、売上高の減少および売上総利益率の悪化で、売上総利益が減少することが影響する。

 20年3月期第2四半期(19年4-9月)の決算は、売上高が1062億9500万円(前年同期比0.7%増)、営業利益は32億9200万円(同51.7%減)だった。

 期末配当予想は、従来の77円から74円(前期実績は期末一括配当で153円)に減額。中間期配当41円と合わせ、年間配当は115円(同153円)となる見込み。

 午前10時48分時点の株価は、前日比293円安の2897円。

提供:モーニングスター社

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