関電化が急騰し年初来高値、通期の業績予想を上方修正

株式

2019/11/15 12:35

 関東電化工業<4047.T>が急騰。14日引け後の決算発表で、20年3月期の連結業績予想を上方修正したことが好感されている様子。株価は前日比123円高の1090円まで値を上げ、10月29日の年初来高値994円を更新している。

 20年3月期上期(19年4-9月)は、売上高270億4300万円(前年同期比2.4%増)、営業利益40億3100万円(同18.8%減)。売上高はほぼ計画線だが、主力の「精密化学品」において原材料価格や減価償却費が計画を下回ったことなどにより、営業利益は従来予想を7億3100万円超過した。これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の533億円から545億円(前期比1.3%減)に、営業利益を56億円から71億円(同24.9%減)にそれぞれ引き上げている。

 午後零時32分現在の株価は121円高の1088円。

提供:モーニングスター社

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