マンダムが年初来高値、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」・目標株価3400円に引き上げ

株式

2019/11/22 16:35

 マンダム<4917.T>が反発、174円高の3065円まで買われ、10月31日に付けた年初来高値3060円を更新した。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では21日付で、レーティングを「ニュートラル」(中立)から「オーバーウエート」(強気)に、目標株価を2850円から3400円に、それぞれ引き上げている。

 同証券では、20年3月期連結営業利益予想を69億円(前期比3.3%減、従来79億円、会社側計画は78億6000万円)に引き下げるものの、悪材料が出尽くし、第3四半期(19年10-12月)以降の業績の反転により株価バリュエーションのディスカウント要因が解消するとみるとコメント。

 (1)主力所業が男性化粧品でプレステージ化粧品ブームの恩恵が薄いこと(2)「フェイスマスク」にインバウンド需要の減速が他社よりタイミングが早く大きくネガティブ影響がでていた――ことから同社株は化粧品セクター内でもバリュエーションが相対的に低位に放置されてきた経緯があるものの、こうした悪材料は第3四半期以降に解消の見込みとしている。

 22日の終値は前日比58円高の2949円。

提供:モーニングスター社

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