米国株式市場:週末要因や原油安などで売り優勢、NYダウ、ナスダック5日ぶり反落

株式

2019/12/2 7:46

 前週末11月29日の米国株式は、5日ぶりに反落した。NYダウが27日終値比112.59ドル安の2万8051.41ドル、ナスダック総合指数が同39.704ポイント安の8665.471ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が4億9726万株、ナスダック市場が10億4566万株だった。

 連日で史上最高値を更新する動きが続いていたが、感謝祭の祝日明けの短縮取引で市場参加者が減少したことや、週末要因などからポジション調整の売りが優勢となった。また、NY原油先物WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)価格が、供給過剰を懸念して大幅に下落したこともも重しとなった。NYダウ採用銘柄では、ダウ(旧ダウ・デュポン)やホームデポ、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンスなどが、値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、11月29日の大阪取引所終値比40円高の2万3330円だった。

提供:モーニングスター社

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