米国株式市場:経済指標が市場予想平均を下回る、NYダウ、ナスダック続落
2019/12/3 7:46
2日の米国株式は、続落した。NYダウが前週末比268.37ドル安の2万7783.04ドル、ナスダック総合指数が同97.484ポイント安の8567.987ポイントで取引を終了。出来高概算は、ニューヨーク市場が7億8481万株、ナスダック市場が21億6203万株だった。
11月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数が48.1となり、市場予想平均の49.2を下回ったことが嫌気された。また、トランプ米大統領が、ブラジルとアルゼンチンから輸入する鉄鋼とアルミニウムに対して、直ちに関税を課すとツイッターに投稿、貿易摩擦の拡大が懸念された。NYダウ採用銘柄では、ボーイングやアメリカン・エキスプレス、ユナイテッド・テクノロジーズなどが値下がり率の上位に入っている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比345円安の2万3215円だった。
提供:モーニングスター社
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