富士フイルムが急伸、米国でのバイオサイエンス&エンジニアリング研究所設立を材料視

株式

2019/12/6 12:09

 富士フイルムホールディングス<4901.T>が急伸し、一時78円高の5220円を付ける場面があった。グループの富士フイルムは5日、再生医療や遺伝子治療などバイオ医療分野の研究基盤をさらに強化するため、米国に「バイオサイエンス&エンジニアリング研究所(アメリカ)」(米バイオ研)を設立し、12月から研究を本格的に開始したと発表、材料視された。

 今回、同社は、バイオ医療分野の研究基盤をより強固なものとし、グループの研究開発力をさらに高めていくため、米国に「米バイオ研」を設立した。「米バイオ研」を同社バイオ医療の中核研究拠点として位置づけ、グループ会社の技術融合をより一層進めるとともに、米国の最先端研究・技術を取り込むことで、グループ共通の基盤技術を強化し、バイオ医療の研究開発を加速させるとしている。

 前場終値は、前日比62円高の5204円。

提供:モーニングスター社

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