サイバネットなど「AR」関連が高い、アップルCEOの注目分野、サン電子やスタティアHも急伸

株式

2019/12/11 14:04

 サイバネットシステム<4312.T>が年初来高値を更新するなど、「AR(拡張現実)」と呼ばれる技術の関連銘柄が買われている。米アップルのクックCEO(最高経営責任者)が全国紙のインタビューで、ARを注目分野に挙げたことが刺激となった。

 ARは専用のメガネなどを使って人間の視覚に文字や画像といった情報を融合する技術。11日付日本経済新聞によれば、クックCEOは「人々が常時使うものになる」として次のコンピュータープラットフォームに押し上げる考えを述べた。

 サイバネットは営業ツールの用途などでARの構築支援サービスを展開。株価はこの日、前日比5.3%高の856円を付けた。遠隔作業などに使うAR機能搭載のスマートグラスを手掛けるサン電子<6736.T>も大幅高し、15年以来の1600円台を回復。ARコンテンツ作成サービスのスターティアホールディングス<3393.T>も10.3%高の699円を付け年初来高値を更新した。

提供:モーニングスター社

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