テンポスHDが続急伸、上期の利益が計画を超過し、通期予想を上方修正

株式

2019/12/11 14:53

 テンポスホールディングス<2751.T>が続急伸。10日引け後の決算発表で、20年4月期上期(19年5-10月)の利益が計画を超過し、通期予想を上方修正したことが材料視された様子。株価は前日比132円高の2380円まで値を上げている。

 20年4月期上期の連結業績は、売上高152億1500万円(前年同期比2.3%増)、営業利益12億2200万円(同31.2%増)、経常利益14億100万円(同36.9%増)。売上高は従来予想を4億6200万円下回ったが、「情報・サービス事業」が営業利益2億円(同60.9%増)と好調に推移する中、飲食店向け機器販売を軸とする主力の「物販事業」が営業利益を8億900万円(同32.2%増)に伸ばして全体をけん引。連結営業利益は従来予想を1億4100万円超過し、持分法による投資利益1億5100万円(同2.9倍)計上したことで、経常利益は従来予想を2億6600万円上回った。

 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高は従来の313億5700万円から303億2700万円(前期比0.6%増)に減額したが、営業利益を21億6200万円から23億3500万円(同19.5%増)に、経常利益を22億7000万円から26億500万円(同24.5%増)にそれぞれ引き上げている。

 午後2時37分現在の株価は65円高の2313円。

提供:モーニングスター社

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