<米国株情報>住宅メーカー大手のトール・ブラザーズ、CFRAが投資判断を「中立」に引き上げ

株式

2019/12/12 10:28

 機関投資家向け株式調査大手のCFRAリサーチが10日、高級住宅建設大手トール・ブラザーズ<TOL>の投資判断を「セル」(売り)から「ホールド」(中立)に、向こう12カ月間の目標株価引を33ドルから41ドルに引き上げた。米経済情報専門サイトのマーケットウォッチが伝えた。

 CFRAは顧客向けリポートで、トール・ブラザーズが住宅販売価格の平均を引き下げ、高級感のあるタウンハウスや一戸建てが購入しやすい戦略にシフトしていることを評価。「20年度の住宅建設は前年比10%増となる」との見方を示した。

 トール・ブラザーズが9日に発表した19年10月期第4四半期(8-10月)の決算では、売上高が前年同期比3%減の23億7900万ドル、純利益が同35%減の2億230万ドルと減収減益となり、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は1.41ドル(前年同期は2.08ドル)となったが、いずれも市場予想を上回った。

 なお、トール・ブラザーズの11日終値は1.73%高の40.08ドル。9月以降、40ドル近辺での小動きが続いている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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