16日の債券市場見通し=底堅い展開か

債券

2019/12/16 8:21

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.20円-152.45円、長期国債利回りマイナス0.045%-マイナス0.025%

 16日の債券市場は底堅い展開か。

 前週末の米国市場は反発。「米中が貿易協議で『第1段階』の合意に達したが、今後の交渉への警戒感が残り債券買いにつながった」(国内証券)という。米11月小売り売上高の動向を受けて、年末商戦に対する警戒感も広がり、安全資産としての債券に資金が入ったとの指摘もあった。

 国内市場では、リスク選好的な動きが落ち着いてきたことで買いが先行しそうだ。国債入札や日銀・長期国債買い入れオペなど需給面での材料は予定されていない。市場では、「あすの20年国債入札についても過度な悲観的な見方は少なく、底堅い動きとなろう」(銀行系証券)との見方。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ