アイロムGが急伸、九州大学と遺伝子治療製品の臨床試験データの利用許諾契約を締結

株式

2019/12/18 15:56

 アイロムグループ<2372.T>が急伸し、59円高の1544円を付けた。午後零時30分、100%子会社のIDファーマが、九州大学と遺伝子治療製品「DVC1-0101」の臨床試験データの利用許諾契約を締結すると発表、材料視された。

 今回の契約は、IDファーマが、九州大学の実施している同製品にかかる臨床試験のデータについて、承認申請、承認の取得および再生医療等製品の製造販売承認取得後の学術情報の提供などを行うため、九州大学から、日本ならびにIDファーマが開発を企図する全ての国における再許諾権付き独占的利用権の許諾を受けるもの。IDファーマでは、同臨床試験データが承認申請に資するものと判断できる事を条件に、契約に基づく対価を支払うとしている。対価の一部の支払いは契約締結時、残額の支払いは来期以降を予定しており、20年3月期の業績への影響は軽微としている。

 18日の終値は、前日比13円高の1498円。

提供:モーニングスター社

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