19日の債券市場見通し=売り先行後、もみ合いの展開か

債券

2019/12/19 8:42

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.05円-152.25円、長期国債利回りマイナス0.025%-マイナス0.015%

 19日の債券市場は、前日の独・米長期国債の下落を受けて、軟調地合いとなりそうだ。

 ドイツの景況感の改善、米国経済の現状と先行きに対する楽観的な見通しを受けて、安全資産の国債は売られた。

 こうした流れを受けて、円債は売り先行でスタートしそうだ。今日の材料は、日銀・金融政策決定会合関連。「昼頃に結果が公表されるが、政策変更はない見込み。焦点は午後3時30分からの黒田日銀総裁の記者会見」(銀行系証券)という。日中の取引では、一方向に流れが傾く可能性は低く、売り一巡後は底堅く推移しそうだ。

提供:モーニングスター社

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