ミナトHDが急伸、視覚的に距離等を捉え画像解析をサポートするミドルウエア「X3」β版の提供を開始

株式

2019/12/30 7:37

 ミナトホールディングス<6862.T>が急伸し、一時47円高の484円を付けた。27日午後1時30分、グループ会社のミナト・アドバンスト・テクノロジーズが、ITD Lab(神奈川県横浜市)と共同で開発したインテリジェント・ステレオカメラ(ISC)の視差画像から得られた距離データと特徴点から、対象物の3D画像をほぼリアルタイムに生成し、視覚的に対象物の距離等を捉え画像解析をサポートするミドルウエア「X3(クロススリー)」β版の提供を開始したと発表した。

 「X3」は、ISCを使用した監視・測定アプリケーションの開発を行うにあたり、ステレオカメラ特有の距離データを使用して必要なデータを簡単・迅速・正確に取り出すためのミドルウエア。車両乗降客の監視や特定エリアへの侵入検知、人や物体の距離測定・カウントなど、さまざまな用途への活用が期待されるという。具体的な例としては、電車がホームに入構した際の監視を行うことで、扉の開閉の検出、乗客の乗り降り、ホーム上の障害物の検知などが可能としている。

 27日の終値は、前日比38円高の475円。

提供:モーニングスター社

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