ニトリHDが続急伸、第3四半期累計は順調に進ちょく

株式

2019/12/30 14:19

 ニトリホールディングス<9843.T>が続急伸。27日引け後の決算発表で、20年2月期第3四半期累計(19年2月21日-11月20日)の連結業績が順調な進ちょくを示したことが材料視されている様子。株価は前週末比535円高の1万7445円まで値を上げている。

 20年2月期第3四半期累計は、売上高4814億9800万円(前年同期比7.3%増)、営業利益844億7200万円(同8.3%増)。消費増税前の駆け込み需要でソファ・ベッドルーム家具、ウィンドウカバリングの伸びが顕著となったほか、消費増税後、家具を中心に駆け込み需要の反動減の影響はあったが、気温の低下により季節寝具・寝装品が伸長し、キッチン用品や洗濯用品も堅調に推移。物流業界における人手不足や賃金上昇等による業務委託費および発送配達費の増加を吸収し、営業利益の通期予想1040億円(前期比3.2%増)に対する進ちょく率は81.2%に達した。第4四半期(19年11月21日-20年2月20日)の営業利益予想は計算上195億2800万円(前年同期比14.1%減)となり保守的な印象。

 午後2時17分現在の株価は315円高の1万7225円。

提供:モーニングスター社

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