ヒマラヤが続伸、20年8月期第1四半期決算で営業赤字幅が前年同期から縮小

株式

2019/12/30 16:08

 ヒマラヤ<7514.T>が続伸し、14円高の857円を付けた。前週末27日引け後、20年8月期第1四半期(19年9-11月)の連結決算を発表。営業赤字ながら赤字幅が縮小したことで、見直し買いにつながったようだ。

 第1四半期決算は、売上高が139億8200万円(前年同期比7.0%減)、営業赤字は2億3600万円(前年同期は2億6300万円の赤字)だった。売上高は、既存店売上高は累計で前年同期比3.1%増となったものの、EC(電子商取引)での過度な価格競争を避けていることに加え、消費税率引き上げの影響もあり、全体では伸び悩みとなった。損益面では、販管費はおおむね想定通りとなったが、9月に実施した消費税率引き上げ前のセールの影響などから売上総利益率が前年同期に比べ0.1ポイント低下したことなどが影響した。

 20年8月期第2四半期(19年9月-20年2月)の業績予想は、売上高300億3000万円(前年同期比7.4%減)、営業赤字2億2000万円(前年同期は7700万円の赤字)を据え置いている。

 30日の終値は、前週末比4円高の847円。

提供:モーニングスター社

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