1月6日の債券市場見通し=堅調な展開か

債券

2020/1/6 8:11

予想レンジ:債券先物中心限月(20年3月限)152.20円-152.50円、長期国債利回りマイナス0.050%-マイナス0.030%

 20年最初の取引となる6日の債券市場は、堅調な展開か。

 中東情勢が緊迫するとの懸念や米株安で投資家のリスク回避姿勢が強まり、年初から米国債の買いが優勢だった流れを引き継ぐ見込み。

 7日に10年、9日に30年と、週内に予定されている国際入札は一定の重石になるが、「米イラン間の緊張の高まりや、それを受けた円高・株安の流れが円債相場をサポートになりそうだ」(銀行系証券)との見方。

 日銀の長期国債買い入れオペが通知される予定。「地政学リスクを背景にした円高リスクがくすぶっていることを踏まえると、今日のタイミングでの減額の可能性は低い」(同)という。

提供:モーニングスター社

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