スバル興が4日続伸で昨年来高値、通期業績予想に上ブレ期待

株式

2020/1/6 16:42

 スバル興業<9632.T>が4日続伸。株価は昨年末比230円高の9670円まで値を上げ、12月30日の昨年来高値9450円を更新した。

 同社の20年1月期第3四半期累計(19年2-10月)は、売上高198億8000万円(前年同期比5.7%増)、営業利益32億9500万円(同36.5%増)。「不動産事業」が営業利益2億8600万円(同10.7%増)と順調に推移する中、主力の「道路関連事業」が高速道路のリフレッシュ工事や災害復旧工事および橋りょう補修工事の完工などにより、営業利益を34億5200万円(同37.5%増)に伸ばして全体をけん引した。

 これを踏まえ会社側は通期の業績予想について、売上高を従来の265億円から268億円(前期比6.5%増)に、営業利益を35億7000万円から38億3000万円(同25.6%増)にそれぞれ引き上げたが、第4四半期(19年11月-20年1月)の営業利益予想は計算上5億3500万円(前年同期比15.7%減)にとどまっており、上ブレ期待が浮上している印象。

 6日の終値は、前営業日比20円高の9450円。

提供:モーニングスター社

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