生化学、小野薬と共同開発品に関し変形性関節症の効能または効果にかかる製造販売承認申請

株式

2020/1/7 7:37

 生化学工業<4548.T>は1月6日午後1時、小野薬品工業<4528.T>と、国内において共同開発を進めている「Si-613/ONO-5704」について、同日、変形性関節症(膝関節、股関節、足関節)の効能または効果にかかる製造販売承認申請を行ったと発表した。

 共同開発をする「Si-613/ONO-5704」は、変形性膝関節症患者440例を対象とした検証的試験において、主要評価項目である初回投与後12週間(4週ごとに3回投与)のWOMACスコア(膝の痛みの評価指標)でプラセボ(偽薬)群と比較して統計学的に有意な改善効果を示したという。また、膝以外の変形性関節症患者(肩関節、肘関節、股関節、足関節)290例を対象とした臨床試験では、初回投与後12週間(4週ごとに3回投与)の被験者日誌による痛みの変化量において、対象とした4部位のうち、股関節および足関節について主要評価項目を達成した。

 1月6日の終値は、生化学が前年末比20円安の1214円、小野薬は同76.5円安の2425.5円。

提供:モーニングスター社

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