今晩のNY株の読み筋=米12月雇用統計に注目
2020/1/10 17:19
きょうの米国株式市場は、米12月雇用統計が焦点となりそうだ。
足元は米イラン間の軍事衝突リスクがいったん後退。一方、米中貿易交渉の第一段階合意に15日署名するため、劉鶴副首相ら中国代表団が13日から米国入りする予定も確認されるなど、米株式市場には買い安心感が広がっている。
こうした中、米12月雇用統計がきょう発表される。GMのストライキの影響がはく落し非農業部門雇用者数が大幅に伸びた前回統計より同雇用者数の伸びは弱含むとの見方が市場では優勢だが、市場予想(前月比16万4000人増)を著しく下回らなければ、米雇用・経済堅調との受け止めから、きょうも主要3指数が史上最高値を更新する可能性がある。逆に弱い結果となる場合も想定されるが、過去分の修正など内容を見極め、一過性の要因か景気減速の予兆か、マーケットの反応を注視したい。
<主な米経済指標・イベント>
12月雇用統計
(日付は現地時間)
◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。
提供:モーニングスター社
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