英和が急騰、株式新聞は水素関連の穴株で紹介

株式

2020/1/16 9:36

 英和<9857.T>が急騰し前日比5.4%高の1505円を付け昨年来高値を更新した。株式新聞は16日付1面で同社を水素関連の穴株として取り上げた。

 同紙では、20年は名実ともに「水素元年」となると指摘。究極のクリーンエネルギーとして知られる水素への期待が膨らむ中、3月には福島県浪江町で世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」が開所する。夏の東京五輪では水素を燃料に聖火を灯(とも)し、豪州と日本を結ぶ水素運搬船も10月のしゅん工が見込まれる。普及へ向けた機運は急拡大する公算だ。

 専門商社の英和は、燃料電池の研究や開発用試験装置を手掛ける茨城大学発ベンチャーのエフシー開発(茨城県日立市)に出資し、エフシー開発の製品の販売も手掛ける。このほか、有力な関連銘柄では岩谷産業<8088.T>にも買いが先行している。

提供:モーニングスター社

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